助っトレーニング

第六回

  メタボリックシンドロームとは、肥満(特に内臓まわりに脂肪が蓄積した内臓脂肪蓄積型肥満)に高血圧、脂質異常、糖尿病などが合わさった状態のことをいいます。メタボリックシンドロームへの関心が高まった理由は、これが日本人の主な死亡原因であるからです。
 メタボリックシンドロームになると、動脈硬化が起きやすくなります。動脈硬化が進行すると心筋梗塞や脳梗塞が悪化して、死に至ることがあります。
 メタボリックシンドロームを予防するためにもっとも重要なことは、内臓まわりの脂肪を増加させすぎないことです。そのためには、内臓まわりの脂肪を燃焼させる運動を行うことが勧められます。なぜなら、運動は大量の脂肪を燃やしてエネルギーとするからです。

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 運動することが習慣になれば、メタボリックシンドロームを予防して健康寿命を延ばすことができるのです。ぜひ、運動習慣を身につけて下さい。

メタボリックシンドロームの予防
・心がけるのは、日々の食生活の改善、適度な運動、余分な脂質の排泄です。
・野菜や豆類などをしっかり食べ、バランスのとれた食事をする。
・規則正しい食事をし、寝る前の食事は控える。
・適正体重を維持する。
・脂肪の取り過ぎに注意し、ジュースやお菓子など、糖分の被い食事は食べ過ぎない。
・ウォーキングやジョキング、水泳など、毎日適度な運動をする。
・塩辛い等濃い味付けは避ける。

お酒を飲みすぎないで、週2回は休肝日をもうける。
・タバコは控える。