ホエキンＮ（補中益気湯）は、李東垣・内外傷弁惑論収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく錠剤としたものです。ホエキンＮ（補中益気湯）は、漢方薬の中では補剤の一つとされ、あまり胃腸が丈夫でなく疲れやすい方で、倦怠感がある方や虚弱体質の方、また病後で体力が弱っている方に効果があります。冷たいものの飲みすぎ、食べすぎにも注意が必要です。

●効能・効果

体力虚弱で、元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの次の諸症：疲労倦怠、病後・術後の衰弱、ねあせ、食欲不振、感冒、虚弱体質

●成分・分量

本品１２錠中、下記の割合の混合生薬により抽出した水製エキス３．２０ｇを含有。

・ニンジン　２．００ｇ
・チンピ　１．００ｇ
・トウキ　１．５０ｇ
・カンゾウ　０．５０ｇ
・サイコ　０．５０ｇ
・オウギ　１．５ｇ０
・ショウマ　０．２５ｇ
・タイソウ　１．００ｇ
・ビャクジュツ　２．００ｇ
・ショウキョウ　０．２５ｇ

※添加物として、酸化チタン、ステアリン酸Ｍｇ、タルク、トウモロコシデンプン、乳糖、ヒドロキシプロピルメチルセルロース２９１０、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、カラメル、カルナウバロウ、サラシミツロウを含有。

●内容量

５４０錠（３６日分）
１８０錠（１２日分）

●用法・用量

次の量を、食前または食間に服用して下さい。

・大人（１５歳以上）は１回５錠を１日３回。
・７歳以上１５歳未満は１回４錠を１日３回。
・５歳以上７歳未満は１回３錠を１日３回。
・５歳以下は服用しないで下さい。

【使用上の注意】

●相談すること:

１．次の人は服用前に医師または薬剤師に相談して下さい

　（１）医師の治療を受けている人。

　（２）妊婦または妊娠していると思われる人。

　（３）今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。

２．次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師または薬剤師に相談して下さい

　（１）服用後、次の症状があらわれた場合

　　皮ふ：発疹・発赤、かゆみ

　まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。

　　間質性肺炎：せきを伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。

　　肝機能障害：全身のだるさ、黄疸（皮ふや白目が黄色くなる）等があらわれる。

　（２）１ヶ月位（感冒に服用する場合には５?６日間）服用しても症状がよくならない場合

●保存上の注意

・小児の手の届かない所に保管すること。

・直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しい所に密栓して保管すること。

・誤用を避け、品質を保持するために、他の容器に入れ替えないこと。

・水分が錠剤に付きますと、品質の劣化を招きますので、誤って水滴を落としたり、濡れた手で触れないで下さい。

・湿気などにより薬が変質することがありますので、服用後は、ビンのフタをよくしめて下さい。

・使用期限の過ぎた製品は服用しないで下さい。